基地局のバッテリを冷却
セルラー通信アンテナ塔への電力が止まると、緊急バッテリが最大6時間電力を供給します。しかし、バッテリは最適な温度範囲から外れると、寿命が大きく減少します。熱電冷却アセンブリは、冷却パワーを大きくし信頼性を向上させることで、バックアップバッテリシステムを保護します。
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セルラー通信アンテナ塔への電力が途切れた時、緊急バッテリは最大6時間まで電力を供給します。しかし、バッテリ寿命は屋外の温度では最適範囲を超えているため、かなり短くなってしまいます。無線基地局やセルラー塔の応用では、稼働時間を最大にし、安い運転コストの維持するため、長寿命動作が望まれています。レアードサーマルシステムズ社のAA-480 屋外冷却器シリーズは、冷却パワーを強くし市場にある他社の装置に対して信頼性を上げることによって、重要な通信キャビネットやエネルギー保管システム、バックアップバッテリシステムを保護します。
最大の稼働時間と、より低い運転コストで
AA-480シリーズは、これまでに設計された熱電ベースの冷却装置よりも長寿命、低消費電力で動作するため、停電時でももっと信頼性の高いセルラーのカバレージを確保します。このシリーズは、最大の稼働時間で長寿命動作ができるだけではなく、総運転コストを下げます。新規のモバイル携帯基地局やセルラー塔プロジェクトには理想的なため、この小型でエネルギー効率の良いAA-480シリーズは、従来の大きくて高価な冷却装置を置き換えることで、運転コストを下げ、保守の時間を節約できます。
冷却パワーが480W、性能係数(COP)が1という定格のAA-480シリーズ熱電冷却アセンブリは、現在の空気から空気の標準装置よりも約50%も効率が高いのです。このため、ユーザーは設置コストと保守コストを節約でき、モバイル基地局とセルラー塔のキャビネット内のスペースを節約できます。
AA-480シリーズ熱電冷却アセンブリは、屋外環境向けの厳しいテルコーディア試験要求をパスするように設計されており、ガスケットやコネクタ、ファンは筐体のNEMA 4封止レベルに対応しています。-40~+55℃の広い動作温度範囲を持ち、堅牢で、定常状態の建設では、AA-480屋外冷却器は10万回のパワーサイクルをテストしてきました。
主なシステムの特長
- 入力電力として公称/フロート電圧が直流24/28Vか48/56V
- 環境に優しい固体動作でCFC冷媒は使わない
- ファンの騒音は低く制御されている
- コンパクトな形状サイズを維持するため同じ瀬尾内で冷却と加熱を行う
開放された外部にあるモバイル基地局やセルラー塔において、温度に敏感な通信用エレクトロニクスの温度制御は、主システムとバックアップシステムの動作には極めて重要です。冷却システムは、重要な通信装置キャビネットやエネルギー保管システム、バックアップバッテリシステムを守らなくてはなりません。詳しくは、モバイル基地局とセルラー塔の冷却 およびエネルギー保管システムの冷却技術に関するアプリケーションノートをお読みください。