医療診断

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冷媒保存用の冷却

温度の安定性は、試薬や遠心分離機のような医療・臨床の診断装置で欠かせません。これらの装置における動作温度が少しでも揺らぐと、テスト結果に重大な影響を及ぼします。加えて、小型のポータブル医療診断装置は医療現場(Point of care)や小型のLOC(チップ上の実験室)テストデバイスで普及しつつあります。これらの装置には、コンパクトな形状サイズで軽量な冷却ソリューションが求められます。熱電冷却器は、信頼性を高め、保守コストを下げながら、小型・軽量な筐体内での先進的な温度制御ができます。

例えば、患者の試料は医師のオフィスで取られ、大きな自動医療診断装置のある中央の試験センターへ送られます。これらの自動装置は、1時間当たり数百という患者の小瓶試料をテストし、いろいろな範囲のテストメニューを含み、腫瘍や糖尿病、アレルギーなどいろいろな病気を診断します。試料の準備には、試薬を必要とし、人体の試料を撹拌し正確な結果が得られます。能動的な熱電冷却器や熱電冷却アセンブリは正確な温度制御を行い、試薬の寿命を延ばし、コストを下げ、テスト結果の確度を保証します。

詳細はこちら:試薬保存用の熱電冷却器
詳細はこちら:試薬保存用の熱電冷却アセンブリ


コンプレッサベースの冷蔵システムは、性能係数(COP)が高く、試薬保管装置向けに正確に温度を効率的にコントロールします。試薬保管チャンバから確認すべきユニークな属性が多いので、カスタム冷蔵システムが求められています。

詳細はこちら:試料保管用の冷蔵システム


分析機器と医療機器

分析機器や医療機器を小型にするというトレンドは、貴重な実験室スペースを確保できますが、エンジニアにとってはもっと多くの機能を小さな装置の中に押し込むことになります。こうすると熱流束密度が上がり、熱の問題が出てきます。ふ化器や遠心分離機、液体クロマトグラフィ、化学分析機のようなシステムは冷却が求められ、温度制御システムがテスト結果を最適にするために重要な役割を果たします。温度制御を搭載した熱電冷却アセンブリはこういった熱問題に対応します。Tunnelシリーズの熱電冷却アセンブリは効率が高く低騒音で動作する最大100Wの冷却能力を持ちます。一方、SuperCool シリーズの 熱電冷却アセンブリは、より小型の形状サイズで最大400Wの冷却能力を持っています。

最新のSR-54シリーズの温度コントローラと組み合わせると、これらの熱電アセンブリは±1℃の精度で温度を制御します。SR-54シリーズの温度コントローラはまた、モニタリングとアラーム機能も持ち、問題のファンや熱電冷却器、過熱したサーモスタット、温度センサの故障を特定します。これは全て医療機器の稼働時間を最大限の伸ばすために重要な部品です。このコントローラでは、必要なプログラミングは少なくてすみ、熱電冷却アセンブリやシステム筐体に簡単に取り付けられます。コントローラはまた、動作中の騒音を下げられます。設定温度に達したらすぐにファンの速度を下げるのです。

詳細はこちら:医療診断と分析測定器向けのコンパクトな温度制御のアプリケーションノート