遠心分離機の冷却

画像

遠心分離機は、遠心力を使って混合液を分離する実験室用の装置です。液体を分離するため、遠心分離機は試料を高速で回転させると、その結果、重い成分は中心から最も遠い所へ飛ばされ、軽い成分は中心軸の近くにやってきます。遠心分離デバイスは、フードプロセッシングや細胞の医療研究、遺伝子と蛋白質の分析で広く使われています。実験室や医療用の遠心分離機を設計するときは、設計上のいくつかの問題を考慮しなければなりません。 

生きた細胞や薄い組織、蛋白質のように温度に敏感な試料が多くあります。これらは、適切な反応や生存能力を保証するため、正確な温度で保管されテストされなければなりません。さらに床面積や騒音、振動、消費電力の削減など、設計上の問題も加わります。加えて、多くの政府が、コンプレッサベースのシステムの中心となる、従来の自然な冷却剤の使用を制限しています。

実験室や医療用の遠心分離機に向けた正確な温度制御を確実にするために、能動型の熱電冷却器やアセンブリは、コンプレッサベースのシステムと比べ遠心分離機にはより有利なソリューションとなっています。ペルチェ効果を利用する熱電冷却アセンブリ管理システムは、より低い運転コスト(TCO: Total Cost of Ownership)で、安定かつ信頼できる性能を提供します。

レアードサーマルシステムズのセラミックプレート (CP) シリーズは、頑丈でコンパクトな熱電冷却器で、ベンチトップ型高速遠心分離機のような大電流、大排熱能力のある応用に向いています。もっと高い冷却能力が必要なら、Tunnel シリーズSuperCool シリーズの熱電冷却アセンブリが理想的なソリューションです。正確な温度制御や高速の温度立上り、周囲温度以下の冷却のために、レアードサーマルシステムズのSR-54 シリーズ またはPR-59温度コントローラと組み合わせることができます。

冷却された遠心分離機に向くペルチェ冷却のアプリケーションノートをご参照ください。